ストレッチャー仕様について・・・

当社で使用するストレッチャーは、救急隊が使用しているものと同仕様のファーノ社製高機能ロールイン型ストレッチャーで、ストレッチャー部とトランスポーター(架台)部に分離します。上部のストレッチャー部は、担架として使用できる他、ワンタッチで椅子型(チェアーポジション)にもなり狭い場所でも取扱いが可能です。また、バックレスト(上半身側)とフットレスト(下半身側)の角度調節が可能で、患者様の病態に合わせて体位管理を行う事ができます。

車載時はストレッチャー前後の固定装置でしっかり安全確保しています。また架台の足が折り畳まれますので、一般的なストレッチャーに比べ車床から低い位置で安定した状態が保たれており、横揺れや振動が軽減され患者様への負担が少なくなる様設計
されています。さらに当社オリジナル仕様にて、専用ウレタン25_largeマットレスと40mmの特注低反発マットレスをWで敷いているので、寝心地が良く長時間の搬送も快適に過ごせます。寝具類も極寒期(12~2月)は冬山登山でも使用されているダウンレイヤー(羽毛の掛布団)+毛布(場合によってフリース敷き毛布併用)を、春秋期(3~6・9~11月)には春秋用羽毛掛布団+毛布(場合によってタオルケット)、夏季(7,8月)は夏掛け布団+綿毛布(またはタオルケット)という様に季節によって使い分けています。
また冬場は車の暖房を利用してストレッチャー内を強制的に暖めるなど、ヒートショックに備え対策しております。