ライフパックCR Plus(フィジオコントロール社・旧メドトロニクス社)AEDを導入して丸8年が過ぎました。その間使用したのはわずかに1回だけですが、非常に身近なところに救命現場があるということが身にしみてわかりました。心肺停止した方を一刻も早く蘇生することにこのAEDは無くてはならないものです。
またAEDには心電図解析機能が備わっていて、そのデータ(心電波形+操作ログ)を吸い上げ(機種、メーカーの違いでそのやり方はまちまちですが…)て医師がその後の治療に役立てることも出来ます。
現在車載しているAEDの場合は、データーを吸い上げるにはメーカー(委託技術サービス会社)へお願いしなければなりませんが、迅速な対応をして頂けるのは申し上げるまでもありません。年1回(及び使用した場合はその都度)の電池・電極パットなど消耗部品は確実に交換して頂けます(メンテナンス契約による)ので、毎日のOKモニターの点検確認と合わせて保守管理は万全です。
AED操作・取扱いについては、2年毎の患者等搬送乗務員再講習の際の救命講習の他、月1回メーカー提供のDVD教材による自主学習を行って万一の時に備えています。当社ご利用の有無にかかわらず、もし救命現場の近くに当社の車両を見つけたらご遠慮なくお声掛け下さい。(当然ですが、救命行為に直接必要となった機材・備品等の使用料や人件費などは一切費用はかかりませんのでご安心下さい)